Nikon Macro Nikkor 19mm F2.8のテスト撮影

マクロニッコール4種のうち最も焦点距離の短いレンズ。カラーコードは白。

【レンズスペック】
焦点距離：19mm
絞り値：指標1（開放）=F2.8、2=F4、3=F5.6、4=F8、5=F11、6（最小絞り）=F16
撮影範囲：15倍～40倍（Nikon Multiphoto 使用時）
マウント：顕微鏡対物レンズマウント（RMSマウント）

【撮影方法・機材】
（テスト撮影共通）
Nikon のベローズ PB-6に取り付けて、Canon EOS 5DIIで撮影。ニコンFマウント／EOSマウント変換アダプター使用。
小さな下敷きに紙幣を貼付け、45度に傾けたものを真俯瞰で撮影。

撮影倍率は約10倍、約15倍、約20倍の3通りで、それぞれ絞り値を開放から最小絞りまで1段づつ変えて撮影しました。

【撮影結果についてのコメント】
撮影倍率が約10倍、約15倍では、絞り開放から絞り指標4（F8）までシャープです。指標5（F11）もまだ使えます。絞り開放でも中心部から周辺まで画質は安定している感じです。絞り指標6（F16）では解像度の低下が気になります。
撮影倍率が約20倍では、絞り開放から絞り指標3（F5.6）まではシャープです。絞り指標4（F8）辺りから解像度の低下が気になります。
全般に、Macro Nikkor 共通で、コントラストは低めで落ち着いた感じの絵になります。

【撮影結果】
※掲載した画像は、撮影した元画像全体。

（1）撮影倍率約10倍。（全体）